靖国神社に合祀されている先祖英霊の皆様、我々は台湾民政府の代表であります。
大東亞戦争後、サンフランシスコ和平条約発効から既に60年経った今、初めて故郷
台湾から感恩の心を抱いて、先祖英霊の皆様を参拝し、我々の感謝と敬意を表します。遅すぎた参拝でした。 悔やまれてなりません。
終戦後、台湾においては、連合国最高司令官により、当時の中華民国軍が台湾の日本軍の降伏武装解除を命令されました。 これを中華民国が拡大解釈して、台湾は日本から中華民国に返還されたと思い込み、そのまま台湾を占拠してしまいました。
その後、我々台湾人は228事件の大虐殺に遭遇し、10万以上の精鋭と其の家族が貴重な生命を失いました。 その後も38年間の戒厳令実施で政治的煉獄の中で生活してきました。
母国日本は1952年、講和条約発効後、独立国家として主権を回復しましたが、台湾の法的地位は未定のまま、亡命政府となった中華民国に不法占領されています。
そこで、台湾民政府は、母国日本が米国に占領された後、米国軍事政府が占領地沖縄で. 国際戦争法、万国公法、及び国際自然法の規定に基づいて琉球列島に沖縄民政府を設立した模式と同様に、占領地台湾にも、台湾民政府を設立させ公表すべきであると考えます。
我々本土台湾人は、既に2008年2月2日、「台湾民政府」を成立させ、米政府協力の下、2010年7月4日、ワシントンDCに代表処を設置し、同年9月8日、ワシントンDCの Four Seasons ホテルで祝賀会を開催、更に同年11月6日に、台湾民政府内閣を結成、参議院も成立させました。
然し、今の台湾人は不幸にして、亡命政権から65年間支那文化で洗脳され、代々堕落してしまい昔の先祖のような、国の為忠誠を尽くす立派な犠牲精神は失われました。
我々台湾人は日本の戦後以来、法理上、無国籍の民であり、忠誠を尽くす対象がないにも拘らず、亡命支那政権に強制徴兵され、一体何の為、又誰の為に戦うのか皆目判りません。
台湾民政府は過去先祖台湾人の精神を求めると共に、国の為に倒れ護国の神となられた同胞の慰霊の為に靖国神社参拝に参りました。
先帝陛下は、昭和二十年四月一日の詔書で、我々台湾住民に参政権を賦与し、台湾は日本の殖民地から晴れて日本国土の一部となりました。これも、先祖英霊の犠牲の賜物であります。
思えば昭和十六年十二月、祖国日本は自存自衛の為に米英と開戦せざるを得なくなりました。我々の台湾でも多くの若者が、高砂報国隊、高砂義勇隊、陸軍志願兵、海軍志願兵、海軍少年工員、従軍看護婦として志願しました。敗戦の混乱により、資料が限られ、今もその正確な数字はつかめていないようですが、靖国神社には台湾出身者三万九千一百柱が、二百四十六万余の御祭神とともに祀られています。
台湾民政府は、ここに先祖の英霊の慰霊と感謝の為にまた、我々台湾民政府が一日も早く台湾の地位正常化を実現させることができるよう、そのご加護をお願いに参りました。
台湾と日本が世界の平和に貢献できますよう祈りを捧げます。
台湾民政府 主 席 曽根 憲昭
台湾民政府 副 主席 蔡 明法
台湾民政府 副 主席 陳 兆民
台湾民政府 副 主席 黃 慶林
台湾民政府 副 主席 潘 良華
台湾民政府 國務 總理 蔡 吉源
台湾民政府 參議院議長 張 文彥
台湾民政府 司法法務院 林 永承
台湾民政府 國安參謀聯席會 林 志昇
台灣民政府 高砂族原住民自治政府 伍 埝田
台湾民政府 六大州州長 曾 勁元
王 寶億、何 嘉雄、鄭 智仁、黃 長順、林 長吉
2012/08/16